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YouTube「ダムで命と清流は守れるのか?国交省元防災課長が答えます」

 国土交通省の川辺川ダム計画について、粘り強く反対運動を続ける流域住民らが先月20日、国土交通省元防災課長の宮本博司さんを招いて学習会を開催しました。宮本さんは国交省在職中、関西の淀川水系流域委員会を舞台に「情報公開」、「住民参加」を徹底して大きな実績を上げた「改革派官僚」でした。その後、河川行政のあり方を巡って国交省の方針と対立したために辞職し、今は京都のご実家で家業を継いでおられます。

 国の川辺川ダム計画に根本的な疑問を投げかけたこのたびの宮本さんの講演は反響を呼び、多くの要望を受けて講演の録画が公開されています。

〇宮本博司さん講演「ダムで命と清流は守れるのか?国交省元防災課長が答えます」

〇集会後半ー講演後の地元住民らの発言等(水没予定地を抱える五木村から、球磨川の瀬戸石ダム問題、質疑等)

 宮本さんの講演はマスコミでも大きく取り上げられました。宮本さんが講演前に球磨川流域の水害被災地、川辺川ダム予定地、水没予定地を抱える五木村などを視察した際にはマスコミが同行取材しました。NHKなどの配信記事を以下に紹介しています。

〇「ダムで命は守れるか、元ダム担当職員が見た現場」(NHK熊本放送局)