2022年7月4日 / 最終更新日 : 2022年7月5日 ywatanabe 事務局だより 国交省、川辺川の新ダム計画盛り込む球磨川水系河川整備計画(案)公表 さる7月1日、国土交通省九州地方整備局と熊本県は、球磨川水系河川整備計画(案)を公表しました。 ★球磨川水系河川整備計画(案)の公表 2022年7月1日 九州地方整備局 熊本県 https://www.pref […]
2022年6月30日 / 最終更新日 : 2022年7月1日 ywatanabe 事務局だより 八ッ場ダム事業に参画した群馬県藤岡市の水利権 群馬県と埼玉県の県境に位置する藤岡市には、利根川支流の神流川に1968年、国が建設した下久保ダムがあります。藤岡市水道用水は、神流川から取水する権利を得るために八ッ場ダム事業に参画しました。 しかし同じ利根川水系でも […]
2022年6月22日 / 最終更新日 : 2022年6月23日 ywatanabe 事務局だより 設楽ダム、工期延長の主因はダムに不適な地盤の対策 国土交通省中部地方整備局は先月、同局の巨大公共事業である設楽ダム建設事業について、工期を8年延長し、事業費を約800億円増額する必要があることを明らかにしました。 ➡「設楽ダム建設事業、工期8年延長 事業費800億円増 […]
2022年6月12日 / 最終更新日 : 2022年6月12日 ywatanabe 事務局だより 「佐世保市水道の古いダムを改修するために石木ダムが必要という話の虚構」(水源連) 長崎県の石木ダム事業が注目されています。 半世紀前からのダム計画に住民約50人が反対して移転を拒み、行政代執行しなければダムができない、全国のダム事業、公共事業の中でも稀有な展開となっているからです。 石木ダムの建 […]
2022年5月29日 / 最終更新日 : 2022年5月29日 ywatanabe 事務局だより 会報43号発行 会報43号を発行しました。 目次は以下の通りです。購読ご希望の方は、メールフォームにてご連絡ください。 巻頭言 「非定量治水への転換が必要だ」 今本博健(京都大学名誉教授) 「湛水後の八ッ場ダム周 […]
2022年5月27日 / 最終更新日 : 2022年5月27日 ywatanabe 事務局だより 鬼怒川水害訴訟7/22判決を前に、裁判所へハガキを送る運動 7月22日に水戸地裁で鬼怒川水害訴訟の判決言い渡しがあります。 2015年9月の関東・東北豪雨の際、利根川支流の鬼怒川下流部で堤防が決壊し、無堤地区で大規模な溢水がありました。この時の氾濫は、茨城県常総市の鬼怒川左岸 […]
2022年5月18日 / 最終更新日 : 2022年5月19日 ywatanabe 事務局だより 肱川水系・野村ダムの改良事業 愛媛県を流れる肱川の大水害から4年がたとうとしています。 2018年7月の西日本豪雨の際、肱川水系では国が管理する野村ダムと鹿野川ダムが豪雨の最中に満水となり、ダムの決壊を防ぐために緊急放流を行わざるを得ない事態とな […]
2022年5月11日 / 最終更新日 : 2022年6月25日 ywatanabe 事務局だより 八ッ場ダムほか全国のダムの堆砂状況(2021年3月末) 川の流れを遮るダムは、水とともに上流から流れ込む土砂を貯め込みます。土砂が貯まると貯水容量が減ってしまいますので、ダム計画ではダムの寿命を100年とし、100年の間にたまる土砂の想定量を計画堆砂容量として確保します。八 […]
2022年5月8日 / 最終更新日 : 2022年5月8日 ywatanabe 事務局だより 球磨川水系河川整備計画原案への意見書(パブリックコメント) 国は2020年の熊本豪雨で大水害となった球磨川水系において、今後の具体的な治水対策を決定するために、河川整備計画を策定中です。その一環として、先に国土交通省が提示した河川整備計画の原案に対する一般の人々の意見を聴くパブ […]
2022年5月7日 / 最終更新日 : 2022年5月7日 ywatanabe 事務局だより 思川開発(南摩ダム)と栃木県の水道事業に関する解説レポート(水源連) 関東地方では、必要性を失った思川開発(南摩ダム)事業と、これと一体となった栃木県・県南水道用水事業が進められる一方で、地下水100%の水道を守る市民運動が展開されています。 思川開発事業をめぐる現在の状況をまとめたレ […]
2022年5月1日 / 最終更新日 : 2022年5月7日 ywatanabe 事務局だより 球磨川の瀬戸石ダムの貯水再開情報 熊本県を流れる球磨川では、八ッ場ダムと並び称された川辺川ダムの建設計画が復活し、大きな問題となっていますが、球磨川にはもう一つのダム問題があります。 電源開発株式会社(J-POWER)が水力発電を行ってきた瀬戸石ダム […]
2022年4月30日 / 最終更新日 : 2022年4月30日 ywatanabe 事務局だより 流水型・川辺川ダムでは命も清流も守れない(パブコメ実施中) 国土交通省は現在、川辺川ダムを中心に据えた球磨川水系河川整備計画について、意見募集中です。 整備計画が出来るとダム建設に拍車がかかります 清流川辺川・急流球磨川を未来に残すために、是非、ダムについての意見を提出して […]
2022年4月29日 / 最終更新日 : 2022年4月29日 ywatanabe 事務局だより 流水型ダムによる河川環境の変化(山形・最上小国川ダム) 山形県の市民団体「最上小国川の清流を守る会」が作成したチラシを紹介します。 最上小国川ダムは山形県が建設した流水型(穴あき)ダムで、2020年4月から運用を開始しました。 流水型ダムは洪水時のみ貯水するダムで、普段 […]
2022年4月26日 / 最終更新日 : 2022年4月26日 ywatanabe 事務局だより 水道用水の減少傾向と佐世保市の架空予測 長崎県の石木ダム事業は「川棚川の洪水調節」と「佐世保市の水道用水の供給」を建設目的に掲げています。 近年、水害が多発していることから、ダムによる洪水調節が期待されていますが、概してダムによる治水効果は極めて限定的であ […]
2022年4月25日 / 最終更新日 : 2022年4月25日 ywatanabe 事務局だより ゲート付きの巨大な流水型「川辺川ダム」は、机上の計画通りに機能するのか 国土交通省は球磨川水害を機に、球磨川支流の川辺川に巨大ダムを建設する計画を復活させました。 新たな計画では、「流水型」ダムと言われるものです。「流水型」では洪水で貯水する時以外、川の水が流れるため、国土交通省は河川環 […]
2022年4月14日 / 最終更新日 : 2022年4月14日 ywatanabe 事務局だより 減り続ける佐世保市水道の給水量 石木ダムは利水治水の両面で必要性が希薄 住民の反対運動が続く長崎県の石木ダム事業は、ダム予定地から離れた佐世保市の水道用水の供給を目的としています。 当会運営委員の嶋津暉之さん(水問題研究家)が佐世保市水道の2021年度の一日最大給水量がどうであったかを知 […]
2022年4月6日 / 最終更新日 : 2022年4月16日 ywatanabe 事務局だより 球磨川水系河川整備計画のパブリックコメント 4月4日から5月6日の期間、球磨川水系河川整備計画の原案についてのパブリックコメント(パブコメ)が行われています。 パブリックコメントとは、行政が策定中の計画に市民の意見を反映させるために、広く意見を募るものです。球 […]
2022年4月6日 / 最終更新日 : 2022年4月6日 ywatanabe 事務局だより 巨費が投じられる球磨川流域治水プロジェクトは、流域住民が望む選択肢なのか? 国土交通省八代河川国道事務所のホームページに、3月31日付で「球磨川流域治水プロジェクト」についての新たな情報が掲載されました。 2020年の水害を機に、球磨川で各種の治水対策が実施されていくことが記されています。 […]
2022年4月4日 / 最終更新日 : 2022年4月4日 ywatanabe 事務局だより 宮城県の水道「民営化」、管路の維持更新は含まず 宮城県は4月1日から、上下水道と工業用水の20年間の運営権を民間に一括売却する「みやぎ型管理運営方式」を始めました。 日本初の水道民営化として、村井嘉浩県知事がさかんににアピールし、全国からも注目されている「みやぎ型 […]
2022年4月4日 / 最終更新日 : 2022年4月4日 ywatanabe 事務局だより 野田知佑さんの訃報 日本全国の川にダムが次々とつくられ、もうダムの適地は残されていないと言われるほどに川が本来の姿を失ってゆく中、豊かな筆致で川の楽しさを伝え続けた野田知佑さんの訃報が届きました。野田さんはダムや吉野川可動堰等の大型公共事 […]