「田中正造大学 in 栃木」－8/7

公害運動の先駆者、明治の偉人、田中正造に学ぶ夏期定期講座の今年のテーマは八ッ場ダムです。

「八ッ場ダムの問題点を突く！
　　ー様々な災いをもたらす八ッ場ダムー」

講師　嶋津暉之（水源開発問題全国連絡会共同代表）

■日時　2005年8月7日（日）ＰＭ１：３０～４：３０

■場所　小中集落センター（田中正造旧宅向側。両毛線佐野駅
　　より約４キロ。東北自動車道佐野インターより車で１５分）

■受講料　1000円

■問い合わせ先　田中正造大学　TEL/FAX 0283-23-2896
URL:http://www.zuisousha.co.jp/syozodaigaku/

【講師プロフィール】
1943年、中国・張家口生まれ。1972～2003年、東京都環境局、環境科学研究所勤務。30数年前から水源開発の技術的解析に携わり、各地のダム反対運動に対して技術的な支援を行ってきている。水源開発問題全国連絡会は、全国のダム反対運動のネットワークとして1993年に設立された。第14回田尻賞受賞（2005年）。

【講座案内より抜粋】
　群馬県長野原町に建設が予定されている八ッ場ダムは、建設計画の発表以来５０有余年、水没五地区の人々は、明けても暮れても巨大ダム建設に翻弄され続けてきた。－（中略）－生活再建のメドが一向に立たない中、ふるさとを捨てて異郷の地に人生の再起を賭ける人も多い。半世紀にわたりダムに振り回され疲れきった水没地区住民にとっては、まさに去るも地獄、残るも地獄で、一日も早く安息の日々の訪れることを望んでいる。
　谷中村に起きた公権力による村落の解体は、100年の時を越えてなお、場所を変え、形を変えて繰り返されている。今回の講座は、八ッ場ダムの問題が我々に提起している様々な問題について考えてみたい。