2006年5月13日 上毛新聞より転載
「八ツ場ダムで補足意向調査 再建希望2世帯減少 全体面積は0.4㌶減少」
長野原町での八ツ場ダム建設をめぐり、国土交通省八ツ場ダム工事事務所は十二日までに、代替地移転に関する地元住民の補足意向調査の結果をまとめた。水没五地区(川原湯、川原畑、林、横壁、長野原)の水没対象三百四十一世帯のうち、代替地購入で現地再建を希望するのは百三十二世帯。昨秋に代替地分譲基準調印を受けた昨秋の意向調査から二世帯減少した。
地区別では川原湯が七十三世帯のうち三十九世帯、川原畑が二十四世帯のうち十八世帯、林が八十六世帯のうち二十二世帯、横壁が三十九世帯のうち十六世帯、長野原が百十九世帯のうち三十七世帯だった。
全体の希望面積は二三・八㌶(川原湯六㌶、川原畑二・七㌶、林六・六㌶、横壁四㌶、長野原四・五㌶)で昨秋の調査から〇・四㌶増加した。
補足意向調査は、昨秋の調査での希望が造成面積の四割程度だったため、五四㌶から三四㌶に代替地を縮小した計画変更案に踏まえ、一月から実施された。