八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

参院選政党別アンケート結果

 参院選をひかえ、八ッ場ダムを考える会、八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会では、各政党にアンケートを実施しました。
 質問全文はこちらに掲載されています。↓
https://yamba-net.org/wp/modules/news/article.php?storyid=410

 回答は以下の通りです。(到着順)

1.八ッ場ダム事業には
○九条ネット     問題がある
○日本共産党     問題がある
○民主党       問題がある
○社民党       問題がある
○新党日本      問題がある
○公明党       どちらとも言えない
○自由民主党     回答なし
○国民新党      どちらとも言えない

2.八ッ場ダム計画は見直しが必要か?
○九条ネット     見直しが必要
○日本共産党     見直しが必要
○民主党       見直しが必要
○社民党       見直しが必要
○新党日本      見直しが必要
○公明党       その他
○自由民主党     回答なし
○国民新党      見直しが必要

3.水余りの時代になっていることを
○九条ネット     知っている
○日本共産党     知っている
○民主党       知っている
○社民党       知っている
○新党日本      知っている
○公明党       知っている
○自由民主党     回答なし
○国民新党      知っている

4.八ツ場ダム計画と連動して、水質の良い地下水を切り捨てる政策が進められていることを
○九条ネット     知っている
○日本共産党     知っている
○民主党       知っている
○社民党       知っている
○新党日本      知っている
○公明党       その他
○自由民主党     回答なし
○国民新党      知らなかった

5.八ツ場ダムの治水上の必要性について
○九条ネット     その他―必要性なし
○日本共産党     疑問がある
○民主党       疑問がある
○社民党       疑問がある
○新党日本      疑問がある
○公明党       その他
○自由民主党     回答なし
○国民新党      疑問がある

6.地質の問題について
○九条ネット     災害誘発の危険があり、見直しが必要
○日本共産党     災害誘発の危険があり、見直しが必要
○民主党       災害誘発の危険があり、見直しが必要
○社民党       災害誘発の危険があり、見直しが必要
○新党日本      災害誘発の危険があり、見直しが必要
○公明党       災害誘発の危険があり、見直しが必要
○自由民主党     回答なし
○国民新党      災害誘発の危険があり、見直しが必要

7.予定地での生活再建のめどが立っていないことについて
○九条ネット     早急に対策を講じるべきーダムを中止すべきである。
○日本共産党     早急に対策を講じるべき
○民主党       早急に対策を講じるべき
○社民党       早急に対策を講じるべき
○新党日本      早急に対策を講じるべき
○公明党       その他
○自由民主党     回答なし
○国民新党      早急に対策を講じるべき

8.利根川河川整備計画策定のための議論の場への住民参加について
○九条ネット     住民参加を認めるべき
○日本共産党     住民参加を認めるべき
○民主党       住民参加を認めるべき
○社民党       住民参加を認めるべき 
○新党日本      住民参加を認めるべき
○公明党       その他
○自由民主党     今の進め方で問題ないー河川法に基づき、関係住民のご意見を
           適切にうかがっている。
○国民新党      住民参加を認めるべき

◆公明党コメント
 一般論としてですが、ダムによる治山や治水、水源確保には限界があり、今後人口減
少時代を迎える中、明治期に日本が捨て去ってしまった古来の治山治水と水源涵養の
ノウハウをもう一度見直し、土地利用のあり方、日本の林野行政のあり方も含めて現
代に役立てていくことが必要になってくるのではないかと感じています。
 八ッ場ダムに関しては、様々な歴史的背景があることに加え、地元住民の方の生活再
建をどのように支援していくか、地域活性化をどうすればよいのかという視点を忘れ
ず、今後も地域住民の意見を伺いながら、正視眼で取り組んでいかなければならない
と思います。

◆自由民主党コメント(政務調査会より電話回答)
 1~7の質問については、ダム事業が進んでいること、一都五県で裁判中であることもあり、与党である自民党としては回答を控えさせていただきます。

*7月10日現在、共生新党からは回答が届いていません。