八ッ場ダム問題建設中止考える 学習会に500人参加

 政権交代後、八ッ場ダム問題への関心の高まりから、さる10月15日に前橋で開かれた集会には多数の聴衆が集まりました。以下は、集会の様子を伝える記事です。
 
2009年10月16日 東京新聞群馬版より転載
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20091011/CK2009101102000102.html

八ッ場(やんば)ダム(長野原町)の建設を中止して住民の生活再建と地域振興を考える「八ッ場ダム問題学習会」(共産党県委員会主催)が十日、前橋市の県勤労福祉センターで開かれ、約五百人が参加した。

 学習会では、ダム建設見直しを求めてきた「八ッ場ダムを考える一都五県議会議員の会」代表世話人の関口茂樹県議(リベラル群馬)が最初のあいさつで「巨額の税金を使って自然の宝庫を崩壊させてはならない」と訴えた。

 続いて、「水源開発問題全国連絡会」の共同代表で「八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会」代表の嶋津暉之氏が基調講演。嶋津氏は「利水、治水の面からも必要性はなく、美しい吾妻渓谷が失われ、水質は悪化、地滑りの危険もある」と分析し、「八ッ場ダムは造ってはならないダム。子孫に大きな負の遺産を残すことになる」と指摘した。

 「八ッ場あしたの会」の渡辺洋子事務局長は、写真を使って川原湯温泉や住民の代替地の現状などを報告。地元住民の理解を得るためには「ダム中止後の生活再建と地域振興を可能にする新法の制定が必要だ」と強調した。 (山岸隆)