ダム水源地環境整備センター

 八ッ場ダム予定地周辺では、ダム事業による様々な環境調査が行われてきました。環境に配慮した公共工事を行うことを建前としたこれらの調査は、実際には地域の自然破壊を推し進める役割しか果たしてきませんでした。
 八ッ場ダム事業は環境アセスメント法成立(1997年)以前に着手された事業という理由により、環境アセスの対象外とされています。国会において環境調査を独占してきた「(財)ダム水源地環境整備センター」が多くのダム建設会社からの多額の資金によって設立された天下り法人であることが明らかにされつつあります。

◆2010年2月24日 衆議院国土交通委員会、村井宗明議員(民主党)による質問資料↓
 ー天下り法人「(財)ダム水源地環境整備センター」への出資の実態と公平 中立性の関係についてー
http://www.murai.tv/images/dammizusigen.pdf
(村井宗明議員公式ウェブサイトより)

◆2010年2月24日 朝日新聞政治面より転載
ーダムの環境アセス独占の財団法人、廃止検討へ 国交相ー
http://www.asahi.com/politics/update/0224/TKY201002240234.html

 前原国交相は、全国のダムの環境影響評価(アセス)業務を独占的に受注してきた財団法人「ダム水源地環境整備センター」について、「基本的にいらないのではないか」と述べ、廃止を検討していく考えを示した。

 前原国交相は、ダム工事の受注企業が出資した同センターは、常勤役員3人がいずれも国交省OBで占められていることについて「許してはいけない団体。ほかの企業で代替できるのであれば、この財団法人はいらないのではないかとの観点から厳しく精査する」と語った。

 同センターはダムの新設時に環境アセスを実施するのが主な業務。専門家による検討委員会の開催や報告書の作成などを請け負っている。

◆2010年2月24日、国土交通委員会における村井宗明議員の質問と前原国交大臣、三日月政務官による答弁内容が衆議院TVにより視聴できます。

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php
上記ビデオライブラリから「日程(2/24)」→予算委員会→発言者一覧[村井宗明]をクリック

◆2009年11月18日 衆議院国土交通委員会 村井宗明議員(民主党)による質問資料↓
http://www.murai.tv/yanbasitumon.html
(村井宗明議員公式ウェブサイトより)

八ッ場ダム「ヒ素隠ぺい問題」のポイント(PDF)
八ッ場ダムヒ素関連記事(PDF)
八ッ場ダムヒ素濃度について(PDF)
八ッ場ダム水環境影響検討業務(PDF)
八ッ場ダム環境検討業務リスト(PDF)
ダム水源地環境整備センター役員リスト(PDF)
ダム水源地環境整備センター出損会社リスト1(PDF)
ダム水源地環境整備センター出損会社リスト2(PDF)
八ッ場ダム天下りの全体一覧表(PDF)

◆2009年11月18日読売新聞配信
ー八ッ場ダム環境調査、天下り先の落札率平均99%ー
 
 国土交通省の八ッ場(やんば)ダム工事事務所(群馬県長野原町)が 2004年度から5年間に発注した環境影響検査の関連業務は、いず れも国交省OBの天下り先になっている財団法人「ダム水源地環境 整備センター」(東京)との随意契約で、落札率が平均99・42%だった ことがわかった。 18日の衆院国土交通委員会で村井宗明議員(民主)が資料を提示し、 前原国交相は「入札は見直していかないといけない」と答えた。 資料などによると、この業務はダム貯水池の水質予測など14件で、 センター側に見積金額を出させ、予定価格を下回った時点で契約 していた。約2000万~約6800万円の予定価格に対し、落札率は 100~98・66%だった。 同工事事務所は、「迅速かつ的確に業務ができる唯一の業者」などと 説明している。村井氏は、同センターには国交省のOB7人が在籍して いる、とも指摘した。