国交省、あす「検討の場」で工期、総事業費などを中間報告

2011年1月13日  

 国交省関東地方整備局は、八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる「検討の場」の幹事会を明日開催すると公表しました。
 この幹事会は10月1日、11月11日に続く三回目の開催です。「検討の場」とは名ばかりで、八ッ場ダムを推進してきた国交省関東地方整備局がダム推進を主張する関係地方公共団体と共に実施する、いわば官僚主導の「推進の場」というのが実態です。今回の幹事会もこれまでと同様、直前に日程が公表されました。
 官僚組織は大臣交代の日にお手盛りの検証結果を公表し、国民が気がつかないうちに既成事実を積み重ねようとしているのでしょうか。

☆国交省関東地方整備局のホームページより転載↓
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kyoku_00000162.html

 八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場(第3回幹事会)を下記のとおり開催しますので、お知らせいたします。

1.開催日時:平成23年1月14日(金)  15時から

2.開催場所:九段第3合同庁舎 11階 共用会議室3
  住所:東京都千代田区九段南1-2-1
  開催場所の最寄り駅:東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線 九段下駅(6番出口)から徒歩約5分です。
  千代田区役所と同じ建物です。
  ※駐車場がございませんので、公共交通機関をご利用下さい。

3.議事(予定)
 ・総事業費・工期等の点検(中間報告) 等

4.公開等
・会議は、報道機関を通じて公開します。
・カメラ撮りは、冒頭部分のみ可能です。
・報道機関以外の方で傍聴を希望される方は、別室でテレビ傍聴が可能です。
・その他、取材や傍聴等に関する詳細は、本文資料(PDF)別添資料1及び2をご覧下さい。
・会議での配布資料は、同日中に関東地方整備局ホームページに掲載する予定です。

—転載終わり

 関連記事を転載します。

◆2011年1月13日 上毛新聞一面より転載

ー八ッ場ダム 総事業費、工期を報告  国交省 あす6都県と「検討の場」ー

 八ッ場ダム建設の是非を決める検証作業で、国土交通省関東地方整備局は
12日、本県など関係6都県と意見を交わす「検討の場」の第3回幹事会を
14日に都内で開き、総事業費と工期などに関する点検結果を中間報告すると発表した。事業費、工期をめぐってはダム推進、慎重両派で主張が異なっており、報告の内容次第では抗議や異論が噴出する可能性がある。
 推進を求める6都県などは、国交省が計画した総事業費4600億円の8割近くがすでに投じられており、残り2割余りで完成できる点を強調。一方、慎重派の市民団体などは、ダム完成後は周辺で地滑り対策に巨額の支出が必要になるなどとして、現在の総事業費を過少だと主張している。
 国交省の有識者会議が定めた「検証要領」は、ダム以外の治水対策を考え、ダムを建設した場合とコストや効果、実現性を比較し、建設の是非をコスト最重視で判断するよう求めている。
 幹事会には同整備局と6都県の部局長級職員が出席する。八ッ場ダムの建設根拠となっている利根川で起こりうる最大規模の洪水流量「基本高水流量」検証の中間報告もする予定。

◆2011年1月13日 東京新聞より転載
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110113/CK2011011302000076.html

 ーあす「検討の場」3回目の幹事会 八ッ場ダムー

 国土交通省は十二日、八ッ場(やんば)ダム(長野原町)の是非に関する再検証で、流域六都県と事務レベルで協議する「検討の場」の幹事会を十四日に東京都内で行うと発表した。

 幹事会は三回目。四千六百億円に上る総事業費の規模や、「二〇一五年度完成」とされた工期の長さなどが適正かどうか、国交省関東地方整備局が自己検証した内容を中間報告として各都県に説明する予定。

 八ッ場ダム再検証に関する検討の場は昨年十月から始まったが、これまで事務レベルの幹事会が開かれたのみで、各都県知事らが出席する本会議は一度も開かれていない。 (中根政人)