パブリックコメント、最終日に5000余通

2011年11月16日

 11月4日に募集を〆切ったパブリックコメントの応募数が延べ5963名と、最終日に一気に5800件以上増え、その殆どが郵送であったことが判明しました。

 国交省関東地方整備局ホームページより転載
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/index00000022.html

 「八ッ場ダム建設事業の検証に係る検討報告書(素案)」に対するパブリックコメント ※応募受付は終了しました
 全国から延べ5,963名のご意見を頂きました。

—転載終わり—

 募集最終日の11月4日には、利根川・江戸川有識者会議が開催され、傍聴者は11月3日までのパブリックコメントの資料を配布されています。
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000046087.pdf

 この時点では、応募数は130件ということでした。

 八ッ場ダム事業においては、行政のデータ捏造、世論操作などがしばしば指摘されており、今回のパブリックコメントにおいても、ダム推進を掲げる県の幹部が国交省の検証結果に賛同の意を示す文案を作成したことが取り沙汰されています。原発と同様、この期に及んで推進側は無理やり世論をでっち上げようとしているのでしょうか。

◆2011年11月15日 上毛新聞より転載

 ー5963件の意見 八ッ場ダム検証ー

 国土交通省関東地方整備局は14日までに、八ッ場ダム建設の是非を決める検証の一環として10月6日~11月4日に実施した意見募集(パブリックコメントに、全国から5963件の応募があったと公表した。
 同整備局によると、応募は10月24日時点で30件、11月3日時点で130件だったが、締め切り間際に駆け込み的に急増した。理由については「分析していない」としている。
 同整備局はこれらの意見を踏まえ、建設継続か中止かの対応法新案を作成し、国交省本省に提出する。

◆2011年11月18日 東京新聞群馬版
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20111118/CK2011111802000074.html

 -八ッ場ダム検証 延べ5963人から意見ー
 
 国土交通省は、八ッ場(やんば)ダム(長野原町)建設の是非の検証について、関東地方整備局が十月六日~十一月四日に実施した意見募集に、一般から延べ五千九百六十三人の応募があったと公表した。

 応募は十月二十四日時点で約三十人と低調だったが、「治水、利水面でダム案が最も有利」などとする整備局報告書の読みやすい概要版を作成した結果、締め切り間際に駆け込み的に急増したという。

 同省によると「人口減で利水需要は減る」「事業者側の整備局が検証すること自体おかしい」など事業中止や検証のやり直しを求める意見の一方、「ダムの費用対効果が最も高い」「局地的豪雨による下流の氾濫を防ぐ」といった継続を支持する意見があった。

 整備局はこれらの意見も踏まえ、建設するかどうかを示した対応方針案を近く本省に提出する。