八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

情報公開訴訟で国交省がついた嘘

2011年12月31日

 今年8月に勝訴が確定した情報公開訴訟についての解説が以下のブログにアップされました。

 http://blogs.yahoo.co.jp/spmpy497/2389743.html
 「情報公開訴訟で国交省がついた嘘」

 この情報公開訴訟は、国交省が八ッ場ダム建設の根拠となっている利根川の治水に関する基礎的なデータを非開示としたため、八ッ場ダム住民訴訟の弁護団長である高橋利明弁護士が提訴したものです。
 国は裁判においてデータを非開示とした理由を、情報を公開すると「不当に国民の間に混乱を生じさせるおそれ又は特定の者に不当に利益を与え若しくは不利益を及ぼすおそれ」があると主張しましたが、司法はこれを認めず、当該データの開示を命じました。
 国が控訴を断念したことで、それまで非開示だった情報が開示されたのですが、開示された情報から、国が裁判で誰もがわかる嘘をついていたことが明らかになりました。

 八ッ場ダム住民訴訟の原告側の作業に関わってきた梶原健嗣さんによる上記のブログでは、開示されたデータや国のついた嘘についての詳しい解説が掲載されています。