水道法改正案、今国会見送りへ

 水道法改正案は衆議院で可決され、参議院厚生労働委員会で審議が始まろうとしていたのですが、突如、今国会での成立が見送られることになりました。水道の民営化を可能にする水道法改正ですので、見送りになったことは結構なことですが、どのような力が働いたのでしょうか。

◆2018年7月13日 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33004370T10C18A7EA3000
ー水道法改正案、今国会見送りへー

 自民党の関口昌一参院国対委員長は13日、国会内で国民民主党の舟山康江参院国対委員長と会談し、水道法改正案の今国会での成立を見送る方針を伝えた。舟山氏が記者団に明らかにした。改正案は、市町村などが手掛ける水道事業の広域化などを促し、水道管の老朽化対策を急ぐ内容だ。

◆2018年7月14日 しんぶん赤旗
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-07-14/2018071401_07_1.html
ー営利企業参入 不安・反対強くー

 参院厚生労働委員会は13日の理事懇談会で、次回の委員会定例日に当たる連休明けの17日の委員会開催を見送ることを決めました。このため、自治体の水道事業の運営への営利企業の参入を促す政府提出の水道法改定案の参院での委員会審議入りは今延長国会(22日まで)では見送られる公算となりました。

 同改定案は5日の衆院本会議で6野党・会派の反対にもかかわらず採決が強行され、自民、公明、維新の賛成で可決され参院に送られていました。しかし、命に関わる水道事業が民営化されることへの不安や反対の声が高まり、同案の強行を狙う政府・与党を包囲していました。