八ッ場ダム周辺レンタサイクル社会実験( 7月21日~8月26日)

 群馬県は激しいダム反対運動で国策に抵抗した八ッ場ダム予定地住民に対して、「ダム湖観光」による地域振興を説得材料としてきました。
 現在、ダム予定地では、国交省が主催する本体工事見学会や道の駅八ッ場ふるさと館(写真右)に多くの集客力があるものの、地元がダム計画を受け入れる前には観光業を担っていた川原湯温泉の衰退が著しくなっています。本体工事見学会や道の駅を訪れる観光客の多くは川原湯温泉を素通りしてしまいます。
 これは、長引くダム事業による周辺環境の悪化や川原湯地区の人口減少に加え、駅や国道に近く交通至便であった川原湯温泉が代替地へ移転して、駅や国道から徒歩でアクセスするのが困難になってしまったせいでもあります。群馬県は車の利用者が多いため、公共交通で現地を訪ねた観光客が利用するバス等がありません。

 そこで八ッ場ダム事業では地域振興策の一環として、夏休みの期間、レンタサイクルの社会実験を始めました。日照りや雨で自転車には不向きな日もある今シーズンですが、実験の結果、レンタサイクルを導入した場合、完成したダム湖の周辺をレンタサイクルで周遊する観光客がどの程度見込めるでしょうか?

◆群馬県公式サイトより
八ッ場ダム周辺レンタサイクル社会実験実施中!【 7月21日~8月26日開催】
http://www.pref.gunma.jp/06/h52g_00007.html

 長野原町では、八ッ場地域の魅力を感じてもらえる取り組みとして、レンタサイクルの社会実験を実施しています。
 今しか見られない建設中の八ッ場ダムをはじめ、川原湯温泉、不動の滝、川原湯神社など見どころ満載の八ッ場地域を自転車で走ってみませんか。

【実施期間】
平成30年7月21日(土)~8月26日(日)

【運営時間】
10時00分~17時00分(貸出は16時00分まで)

【貸出場所】
道の駅八ッ場ふるさと館  駐車場(サイクルポート)  以下略

◆2018年7月21日 上毛新聞
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/67244
ー八ツ場周遊貸自転車で 長野原町、道の駅拠点にー

 建設中の八ツ場ダムや周辺の景色を楽しんでもらおうと、群馬県長野原町は21日、道の駅「八ツ場ふるさと館」(同町林)を拠点に貸自転車事業を始める。八ツ場ダムを眺めながら、共同浴場「王湯」や不動の滝といった観光名所を自転車で周遊してもらう。8月26日まで。

 来年度に完成予定の八ツ場ダムの周遊観光策の一つ。今回は社会実験として実施し、自転車を返却する際にアンケートに答えてもらい、改善点を探ってサービス向上につなげる。