八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

『最後の一滴まで―ヨーロッパの隠された水戦争』 試写会ー11/9,16、永田町

 現在行なわれている臨時国会では、前国会で持ち越しとなった水道法改正が審議されようとしています。前国会で衆議院を可決しているため、臨時国会では参議院での短時間での審議となる見込みです。

 水道法改正では、人口減やインフラ老朽化などへの対処のため、広域化を推進する条項の他、官民連携(PPP/PFI)の一環として水道事業のコンセッション契約を自治体に強く推進する条項が含まれています。水道法そのもので、ただちに全国の水道が民営化されるわけではありませんが、今年6月の国会で可決されたPFI改正法とセットで、今後多くの自治体が水道事業の経営権を民間企業に売却していくことを迫られていくと指摘されています。

 今回、上映される映画は、民営化の失敗から立ち直り、再公営化へ舵を切ったヨーロッパの多くの自治体の流れを伝えるもので、水道民営化の問題に危機感を抱くプロジェクトメンバーが資金を募って日本語翻訳・字幕作成しているものです。
 試写会は国会議員の方々に水道民営化の問題を伝えるために開催されますが、一般の参加も可能です。

ドキュメンタリー映画『最後の一滴まで―ヨーロッパの隠された水戦争』
          緊急!院内試写会のご案内

【1回目】
11 月9 日(金) 衆議院第2議員会館第2会議室
上映時間①13:30~14:30  ②14:45~15:45  ③16:00~17:00

【2回目】
11 月16 日(金) 衆議院第1議員会館第5会議室
上映時間①13:30~14:30  ②14:45~15:45  ③16:00~17:00

※入場無料・出入り自由・予約不要
※入館証お渡し時間:各回とも開始時間の30分前~開始時間まで、議員会館ロビーにてスタッフが入館証をお渡しします。それ以外の時間帯にお越しの方は、スタッフ携帯080-2370-9696までご連絡ください。
※解説・レクチャーはございませんが、水道法改正に関する詳細な資料を皆様にお渡します。

●詳細は下記のフライヤーをダウンロードください。
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/siryou/uptothelastdrop_20181109&16.pdf

主催:ドキュメンタリー映画『最後の一滴まで』制作実行委員会
連絡先:森山浩行事務所 TEL.03-3508-7426