国の流域治水で「石木ダム優位」 定例会質問で川棚町長

 長崎県がダム予定地住民の抵抗を踏みにじって強行しようとしている石木ダム事業。
 石木ダムの建設目的は川棚川の治水ですが、石木ダムを造っても川棚川流域は守れません。石木ダムの集水域は川棚川流域の11%に過ぎないからです。地元の町長であれば、そんなことは百も承知でしょうが、残念ながらいまだに政治姿勢を変える兆しは見えません。

◆2020年9月10日 長崎新聞
https://this.kiji.is/676618924421350497?c=39546741839462401
ー国の流域治水で「石木ダム優位」 定例会質問で川棚町長ー

 近年の豪雨災害の激甚化に対して国が打ち出した「流域治水」について、東彼川棚町の山口文夫町長は、9日開会した定例町議会で「川棚川の治水では石木ダムが最も優位な方法に変わりはない」との認識を示した。
 石木ダム水没地域住民の炭谷猛議員の一般質問に答えた。
 炭谷議員は、九州各地で洪水被害が起きた7月豪雨の際、ダム建設予定地の上流で多くの雨が降ったが、川棚川は氾濫危険水位に達しなかったとして「石木ダムの治水効果は低い。別の方法を検討すべき」と求めた。
 これに対し、山口町長は「代替案が検討されたが、ダム案が経済的に最も優位で現実的との見解。今もそれに変わりないと聞いている」と述べた。