石木ダム事業 反対住民座り込み現場付近で道路工事

 ダム事業といえば、ダム堤の建設が思い浮かびますが、水没地に交通インフラがある場合は、水没線より標高の高い地点にこれらの施設を付け替える工事を行わなければなりません。
 交通の要衝に位置している八ッ場ダムの場合、鉄道や国道、県道が水没地を走っていたため、ダム建設費よりはるかに多額の費用を付け替え工事に費やしました。
 石木ダム事業では、ダム予定地の住民13世帯が今もダム建設に反対していますが、長崎県は道路の付け替え工事を強引に進め、ダム本体工事に着手して住民の反対の意志を砕こうとしています。住民と支援者は、これに対抗するため、道路の付け替え工事を阻止するための座り込みを続けています。座り込みは8月26日の時点で通算900日に達し、今も続けられていますが、以下の記事によれば、工事が座り込み現場まで迫っており、緊張感が高まっているとのことです。

◆2020年9月29日 NBC長崎放送
https://news.yahoo.co.jp/articles/f6ea8a096083e58cf7ea6917ea06041e4e152d6d
ー川棚町・石木ダム事業 反対住民座り込み現場付近で道路工事ー

 東彼・川棚町に計画されている石木ダムをめぐり、県が進めている道路工事が反対派の座り込み現場付近まで迫り、現場では緊張感が高まっています。

 工事はダム建設に反対する住民らが帰った28日午後から始まり、現場には土砂が次々と搬入されていました。道路が完成すればダム本体の工事に繋がるとして住民らは毎朝座り込みを続けていて、この付近の約150メートルの工区が3年ほど手つかずとなっていました。

(ダム反対住民)「半日でこういう状態になりました何とも言えないですね工事が少しづつ進んでいくことに悔しい思いはあります」

 29日の朝は普段より多い約30人の住民らがきのう作業が行われた場所まで入り、工事中止を訴えました。29日の作業は始まっていませんが、県は来月末までに工事を終わらせるとしていて、現場では緊張感が高まっています。