八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

「地盤変動観測機器 未設置で質問状 八ッ場あしたの会 関東地方整備局に」(上毛新聞)

 昨日、当会が国土交通省関東地方整備局に送付した公開質問書について、地元紙が社会面で取り上げています。
 公開質問書の全文と資料は、こちらのページに掲載しています。
 ➡ 「八ッ場ダム貯水池湖畔の川原湯温泉駅周辺の観測体制についての公開質問書」

◆2021年1月28日 上毛新聞
ー地盤変動観測機器 未設置で質問状 八ッ場あしたの会 関東地方整備局にー

 八ッ場ダム(長野原町)周辺の地滑りの危険性を調査している市民グループ「八ッ場あしたの会」は27日、JR川原湯温泉駅などがある上湯原地区に地盤変動の観測機器が設置されていないとして、国土交通省関東地方整備局に公開質問書を送った。

 質問書は国交省から入手したという資料に基づき、同地区には周辺地区にある地下水位計などの観測機器が設置されていないと指摘。「ダム完成前から地滑りの危険性や代替地としての安定度が心配されていた」として、未設置の理由や今後の設置予定など6項目について回答を求めている。

 同整備局は「質問書が届いたことは承知している。回答を含め、今後内部で調整する」としている。

—–転載終わり—–

 記事にあるように、上湯原地区では観測機器が設置されていませんが、観測機器が設置されている周辺地区の観測データもまだ公開されていません。塩川鉄也衆院議員が国土交通省に観測データの公開を求めているとのことです。