八ッ場ダム、洪水期に向けて水位低下開始

 「洪水調節」を目的としたダムは、洪水時に水を貯められるよう、毎年洪水が来る前に水位を大きく下げる操作を行います。
 八ッ場ダムの主目的は利水(上水道、工業用水)と治水(洪水調節)です。洪水期(7月1日~10月5日)には治水を主とした運用を行うため、ダム湖の水位を28メートル下げて、洪水に備えます。
 八ッ場ダムを管理する利根川ダム統合管理事務所のホームページに、5月22日から洪水期に向けて準備を開始するとのお知らせが掲載されています。同ホームページによれば、今春、八ッ場ダムは4月27日に満水になりました。
 2020(昨)年4月から運用を開始した八ッ場ダムは、昨年は試験湛水のために一旦水位を下げた後、3月10日に貯水を開始しました。5月12日に満水になり、今年と同様、5月22日に水位を低下させ始めています。

★国土交通省利根川ダム統合管理事務所ホームページより「お知らせ」
 https://www.ktr.mlit.go.jp/tonedamu/tonedamu00590.html
 ー洪水期に向けた準備を開始します。(八ッ場ダム)ー

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写真=5月21日にダム湖観光の目玉となる観光船がお披露目されたが、ダム湖の水位は翌22日から徐々に下がっていくため、観光船のために整備された桟橋は秋以降にならないと使えない。
 桟橋が整備された八ッ場林ふるさと公園はダム湖の中ほどにある。夏場も運行される水陸両用バスも、洪水期には水深が浅くなるダム湖の上流側では運航できないため、写真背後にうつっている不動大橋(湖面2号橋)より下流側でのみ運航される。5月24日撮影。