八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

オンライン連続講座「川と森とともに生きる球磨川流域の未来」ー6/25、7/3、7/16

 「気候危機と水害:ダムで暮らしは守れるか?連続セミナー実行委員会」のイベント情報です。

■■連続講座「川と森とともに生きる球磨川流域の未来」のご案内■■

 2022年度、熊本県球磨川流域を事例として、山や川、生態系、従来の治水政策などを巡るわたしたちの暮らしを取り巻く諸課題について学ぶ連続講座「川と森とともに生きる球磨川流域の未来」をスタートします。

 球磨川流域では2020年7月豪雨により甚大な被害を受け、現在復興と治水計画づくりの真っただ中にあります。
 近年、気候変動により予測できない記録的豪雨が全国各地で頻発するようになり、従来型の河川治水対策では安全を守ることはできない時代になっていますが、国は水害検証もそこそこに「ダムありき」の従来型治水を進めようとしています。

 命や財産を守りながら、豊かな流域で共に暮らしていくために、私たちはどんな選択をしていくべきなのでしょうか。みなさんと共に考える場としていきたいと思います。ご参加をお待ちしています。

【第1回】
「『山が水を貯める力』について考える~森林保水力ってなに?~」

■日時:202年6月25日(土)13:30より 
■ゲスト(オンライン):蔵治 光一郎 氏(東京大学大学院農学生命科学研究科(農学部)教授)

■開催方法:
オンラインならびに流域視聴会場での開催(球磨村、八代市坂本町)
■詳細・お申込み:
 https://kawabegawa.jp/savekawabe/seminar_all/2022seminar1/

【第2回】
「森林を活かし、暮らしを守る~多発する災害の中で~」

■日時:2022年7月3日(日)14:00 より
■ゲスト:
佐藤 宣子氏(九州大学大学院農学研究院森林政策学分野 教授)
■開催方法:
オンラインならびに流域での開催(山江村、球磨村、八代市坂本町)
■詳細・お申込み:
 https://kawabegawa.jp/savekawabe/seminar_all/2022seminar2/

・いずれも参加無料
・詳しくは 
 https://kawabegawa.jp/savekawabe/

■主催:球磨川流域と私たちの暮らしの在り方を考えるプロジェクト
(気候危機と水害:ダムで暮らしは守れるか?連続セミナー実行委員会)
(本事業はソーシャルジャスティス基金の助成を受けて実施します)

■■SJFアドボカシーカフェ■■
気候危機の今、川とともに生きる~球磨川水害から考える住民参加型の流域づくり~

 SJF(ソーシャルジャスティス基金)主催のアドボカシーカフェにて、豪雨災害が起きた流域で進む治水計画や被災地の再建計画で、どのような問題が起きてしまうのかを、球磨川豪雨災害を事例にお話しします。
 気候変動によって予測できない豪雨災害が各地で増加する今、同じような災害は全国いつどこで起きてもおかしくありません。
 川や山と私たちの暮らし、住民参加型地域づくりをめぐる諸問題について、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。どうぞご参加下さい。

■日時:2022年7月16日(土) 13:30~16:00
■会場:オンライン開催

■ゲスト
〇柴田 祐さん(熊本県立大学環境共生学部教授)
〇寺嶋 悠さん(「気候危機と水害:ダムで暮らしは守れるか?連続セミナー実行委員会」メンバー)
〇土肥 潤也さん:コーディネーター

■参加無料(定員50名)

■お申込み:
 https://socialjustice.jp/20220716.html 

■詳細:
 https://socialjustice.jp/p/20220716/  

■主催・問合わせ先:
 NPO法人まちぽっと ソーシャル・ジャスティス基金(SJF)