2020年の九州豪雨で甚大な水害に見舞われた球磨川流域では、国土交通省が最大支流の川辺川に巨大ダムを建設する計画を進めています。
これに対して、被災者からは、ダムによらない治水を求める声が上がっています。球磨川河口の八代市で企画されている集会のお知らせをお伝えします。
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流域住民・熊本県民の声に耳を傾けることなく、国土交通省ダム推進派と熊本県は2022年8月に流水型川辺川ダムを中心にした治水計画を作り、ダム建設に向けた手続きを進めています。
八代市では、坂本町の被災者の生活再建もままならないまま、川辺川ダムを前提としたかさ上げ工事計画が進められていますが、かさ上げ高が低く、2020年の豪雨時と同じ洪水が来ても被害は防げないと指摘されています。荒瀬ダム撤去によって、被害はあれだけで済みましたが、荒瀬ダムの「治水効果」を信じる中村博生八代市長は市民の同意を得ることなく、川辺川ダム中心の治水計画に推進の意見を出しました。
「もうダムはこりごり」「ダムより前に私たちの生活再建を進めるべきだ」。そんな被災者の声を基に、八代市民が求める治水・復興を実現するために緊急集会を開催します。
八代市民が求める治水・復興を実現する緊急集会
ダムより前にやることがあるでしょ!
〇日時:2023年3月25日(土)14時
〇場所:桜十字ホールやつしろ(やつしろハーモニーホール)
3階 大会議室A(八代市新町 5-20、0965-53-0033)
〇参加費:500円
〇発言者:1.治水問題:南由穂美さん(球磨川の治水) 出水晃さん(八代の治水)
2.復興の問題(被災者の声):本田進さん 光永了円さん 鎌田ソソエさん 緒方雅子さん
主催・問合せ:八代市民が求める治水・復興を実現する緊急集会実行委員会
0965-32-2261 出水、080-3999-9928 土森
*オンライン(ZOOM)参加も可能です。URL:https://bit.ly/3u80ZT1、ミーティング ID: 968 856 5952、パスコード: CMxm1X
チラシデータ➡https://kawabegawa.jp/2023/20230325YATSUSHIROSHUUKAI.pdf