石木ダム事業では、ダム予定地の13世帯の住民が反対しているにもかかわらず、強制収用に向けた収用委員会が開かれています。
今回も地権者は出席しませんでした。
◆2017年2月14日 テレビ長崎
http://www.ktn.co.jp/news/20170214115869/
ー反対地権者不在のまま石木ダム収用委員会ー
先月工事が再開され、その後、また中断している東彼・川棚町の石木ダム建設をめぐり、14日、長崎市内で、買収が済んでいない土地の収用に向けた審理が開かれましたが、地権者は出席しませんでした。
東彼・川棚町に建設が計画されている石木ダムをめぐっては、先月29日、1年ぶりに工事が再開されましたが、建設に反対する地権者の抗議により中断しています。14日は、長崎市内で土地の強制収用に向けた19回目の審理が開かれましたが、これまでどおり地権者は姿を見せませんでした。収用委員会は、ダム建設に必要なまだ買収が済んでいない土地の収用に向けて、土地の補償額などを審理しています。今回の審理対象は、現在は山林や畑の1300平方メートルあまりで、ダムの貯水池や付け替え道路などにあたります。収用委員会の梶村龍太会長は「今後も地権者に出席していただくよう努力するが、それでも来ないのであれば、手続きを進めるしかない」と、話しています。