栃木県の南摩ダム(思川開発事業)は群馬県の八ッ場ダム事業と共に、多くの批判を浴びている首都圏の水源開発事業です。
南摩ダムが抱える矛盾については、こちらに解説を載せています。
https://yamba-net.org/wp/modules/news/index.php?page=article&storyid=1689
八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会の一員である「ムダなダムをストップさせる栃木の会」は、八ッ場ダムと共に南摩ダムの反対運動を行ってきました。同会がこのほど、栃木県に意見書を提出したことが新聞紙上で取り上げられました。
意見書には南摩ダムの問題が簡潔にまとめられています。以下をクリックすると、全文をご覧いただけます。
関連記事を転載します。
◆2012年12月27日 読売新聞栃木版
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20121227-OYT8T00066.htm
-南摩ダムに反対 市民団体意見書ー
国土交通省が計画し、現在は一時凍結となっている鹿沼市の南摩ダム(思川開発)事業について、市民団体「ムダなダムをストップさせる栃木の会」(高橋信正代表)は26日、福田知事に対し「必要ない」とする意見書を提出した。
県は同事業について、水道水を地下水に依存する県南地域での代替水源として事業を推進。意見書では「水道需要は減少傾向にあり、地下水は汚染もされていない。地下水依存率が高いことは何も問題ではない」と主張している。また、給水するには追加投資200億円以上が必要になるとして、「巨額の投資を今後行うことはあり得ず、実現性は皆無」などと批判した。