八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

八ッ場ダム第四回計画変更に係る1都5県調査報告書をアップ

 八ッ場ダムの基本計画は五回変更されました。そのうち、2013年に行われた第四回計画変更では、工期が2015年度から2019年度に延期されたほか、洪水調節のルールが変更されました。
 ダム起業者の国土交通省関東地方整備局が八ッ場ダムの基本計画を変更する際は、その都度、共同事業者である利根川流域一都五県の同意を得る必要がありました。一都五県は第四回計画変更に同意する前に、合同で現地調査と称するものを行っており、その報告書がまとめられていました。第四回の計画変更時の調査報告書をホームページの資料集(掲載ドキュメントの保管庫)にアップしました。

 その内容を見ると、国交省の説明を聞くだけで、報告書のタイトルから想像されるような各都県の独自の調査や分析は行われていなかったことがわかります。

★八ッ場ダム第四回計画変更に係る一都五県調査報告書(東京都・埼玉県・群馬県・千葉県・茨城県・栃木県)(2013年8月15日)
 https://yamba-net.org/wp/wp-content/uploads/2023/04/e857bd70a2b6bb34264de57ba9fa0fd7.pdf

 なお、2016年に行われた第五回計画変更に際しての同様の報告書は、こちらのページでご覧いただけます。

★八ッ場ダム第五回計画変更に係る一都五県調査報告書
 https://yamba-net.org/wp/wp-content/uploads/2013/02/cf0ec76346477ec2ca4f06958cbba96d.pdf