水源開発問題連絡会からのお知らせを転載します。
7月20日(水)に東京で2つの集会が開催されます。集会では、世田谷区長である保坂展人氏から「震災復興と公共事業」と題する講演をいただきます。また、各集会で要請書を採択した上で、国交省等と各政党への要請行動が行われる予定です。
皆様、是非ご参加ください。
◆ 日程:2011年7月20日(水)午後1時より
◆ 会場:衆議院第2議員会館地下1階会議室
東京都千代田区永田町 2丁目1-1
最寄り駅 地下鉄「永田町」、「国会議事堂前」
(当日は衆議院第2議員会館1階ロビーで12:30から入館票をお渡します。)
*国会周辺の地図
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm
★13:00から
~検証したら、あいかわらずダムは必要だって。なんだ、それ?
「ダム事業検証検討の実態」報告会
全国で83ダム事業(直轄・水機構・補助ダム)の検証検討作業が進められ、その結果が次々と国交省に報告されてきています。当初から危惧されていたとおり、その検証作業は事業推進の結論が先にありきの、形だけのものになっています。
2012年度予算要求の8月に間に合わせるべく、急ピッチでおざなりの検証が進められ、続々とダム推進の決定が出される恐れが強まっています。
ダムをめぐる状況はまさしく危機的な様相を呈しており、欺瞞に満ちたダム検証の実態を政治家やマスコミ、市民に広く知らせて、その改善を求めていかなければなりません。
全国各地から「ダム事業検証検討の実態」の報告を出し合い、相互の情報交換と併せて、国会議員・マスコミ等にダム検証の実態を知らせます。
集会では
「国交大臣と有識者会議はダムによらない治水利水のあり方を求める原点に立ち返って真のダム検証を実施せよ」
という趣旨の要請書を採択し、国交省政務三役と各政党に要請書と「ダム事業検証検討の実態報告書」を手渡す行動を予定しています。
主催:水源開発問題全国連絡会
★14:40から
「不要・不急な公共事業2011年度予算を震災復興へ」
3月11日の東日本大地震は、未曽有の災害を引き起こしました。被災地の救援・再建が急がれています。現地の破壊された暮らしを立て直すには、財源・機材・資材・人の力が必要です。国は、不要・不急な事業をすべて洗い出し、予算・機材・資材・人の力を震災復興に転用すべきです。
集会では
「国民の代表たる国会と内閣の主導によって、不要・不急な公共事業2011年度予算約2兆円を震災復興費へ丸ごとシフトさせること、不要・不急な公共事業への予算のシフトすらなされないまま、大量の国債を発行したり、増税を行ったり、国民生活に直結する予算を削減したりすることは、決して認められません。」
という趣旨の要請書を採択し、国交省政務三役と経済産業省・財務省、各政党に要請書と「不要・不急な公共事業事例一覧表」を手渡す行動を予定しています。
主催:「不要・不急な公共事業2011年度予算を震災復興へ」集会実行委員会(道路住民運動全国連絡会、ラムサール・ネットワーク日本、全国自然保護連合、水源開発問題全国連絡会ほか)
★16:40から
○国土交通省・経済産業省・財務省への要請
○各政党への要請
★18:00~19:00
○懇談会; 集会・要請行動の参加者で今後のことを相談します。
遅々として進まない震災復興と欺瞞に満ちたダム検証に対する私たちの怒りを国交省・経済産業省・財務省と政党に届けましょう!!!!
みなさん、声を掛け合ってお集まりください。
*当日の資料代は二つの集会合わせて500円です。
連絡先:水源開発問題全国連絡会 事務局長 遠藤保男 携帯090-8682-8610(〒102-0093 東京都千代田区平河町1-7-1-W201)