利根川水系の神流川にある下久保ダムでは、梅雨前から水位の低下がニュースになっていましたが、梅雨入り後も貯水量が例年の半分以下と、渇水が続いています。
報道によれば、国土交通省関東地方整備局は下久保ダムがある「藤岡市の住民や農家に節水を呼びかけている」ということです。
藤岡市は下久保ダム建設後に人口が増加したため、市内を流れる神流川から取水する権利を国に求めましたが、下久保ダムの事業費を負担していなかったため、代わりに八ッ場ダムの事業費を負担することを国に要求されました。八ッ場ダムの事業費は年々増加し、事業に参画していた藤岡市は、利根川流域都県とともに高額な事業費を負担しなければならず、このため水道代も値上がりしました。
◆2026年6月14日 讀賣新聞
https://www.yomiuri.co.jp/national/20260613-GYT1T00327/
ー梅雨入りしたのに貯水率30%前後、埼玉・群馬県境の下久保ダムで取水制限続くー
群馬県内は梅雨入りしたが、埼玉、群馬県境にある神流川上流の下久保ダム(群馬県藤岡市、埼玉県神川町)では、貯水率が30%前後まで下がり、取水制限が続いている。ダム流域では農業用水の取水が本格化しており、水位回復まで厳しい状況が続くとみられる。
昨夏以降、少雨が続いて神流川の流量が減少。5月26日からは、ダム下流の神流川から取水する農業用水と水道用水を対象に10%の取水制限を開始したが、6月初旬には貯水率が26・7%まで落ち込んだ。
今月の台風6号や梅雨入り後の降雨により、10日時点で32%まで回復したが、ダムを管理する国土交通省関東地方整備局は、貯水効果は限定的としており、取水制限を継続。水を使用する藤岡市などの住民や農家に節水を呼びかけている。
気象庁の3か月予報では、関東甲信の降水量は平年並みとしているが、同市内では今後、稲作が本格化して水の使用量が増えることが見込まれている。同整備局の担当者は「厳しい状況は続いており、取水制限の解除は現状では見通せない」と話している。
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