石木ダム「必要性に疑問」 超党派国会議員団が視察

 超党派の国会議員らでつくる公共事業チェック議員の会のメンバー4人が13日、石木ダム建設予定地を視察しました。立憲民主党の国会議員が公式に石木ダム予定地を視察するのは初めてではないでしょうか。

◆2018年9月14日 長崎新聞
https://this.kiji.is/413144401296786529
ー石木ダム「必要性に疑問」 超党派国会議員団が視察ー

  県と佐世保市が東彼川棚町に計画する石木ダム建設事業を巡り、超党派の国会議員らでつくる公共事業チェック議員の会(会長・荒井聰衆院議員)のメンバー4人が13日、ダム建設予定地を視察し、反対地権者らと意見交換した。同会事務局長の初鹿明博衆院議員(立憲民主)は「利水、治水の両面で必要性に疑問がある。国会審議で国にただしていく」と述べた。
 他のメンバーは衆院議員の松平浩一、大河原雅子(いずれも立憲民主)、参院議員の山添拓(共産)の各氏。同会の視察は2015年以来2回目。西日本豪雨でダムの大量放流による浸水被害が発生した問題を受け「治水計画の再検証が必要」と再訪した。
 地権者の案内で川棚川の河口や水没予定地などを巡り、住民らと意見交換。住民の1人は「13世帯もの住民がいる土地を強制収用することが許されるのか。国にしっかりただしてほしい」と訴えた。初鹿議員は「河川改修などダム建設以前にやるべき治水対策があると感じた。佐世保市の水需要予測にも疑問がある。皆さんの声が届くようにしたい」と述べた。

◆2018年9月14日 長崎放送
https://www.nbc-nagasaki.co.jp/nbcnews/detail/1483/
ー国会議員団 石木ダム建設予定地視察ー

 公共事業が適正に行われているかチェックしている国会議員団のメンバーが、13日、東彼・川棚町の石木ダム建設予定地を視察しました。

 視察したのは、超党派の国会議員からなる「公共事業チェック議員の会」のメンバー4人で建設予定地の視察は2015年に続き2回目です。今回は、7月に石木ダム事業認定の取り消しを求めた裁判で原告側が敗訴したことや、西日本豪雨の際、ダムの放流によって犠牲者が出たことを受けて行われました。会では水道水確保においては漏水対策に力を入れるなどダム以外にも費用が少なく有効な方法があると話しました。視察後には意見交換が行われ結果は臨時国会で開かれる「公共事業チェック議員の会」の総会で報告されます

◆2018年9月15日 しんぶん赤旗
http://news.livedoor.com/article/detail/15309928/
ー長崎・石木ダムの建設予定地/調査と意見交換/公共事業チェック議員の会ー

  超党派の議員でつくる「公共事業チェック議員の会」は13日、長崎県と佐世保市が川棚町に計画している石木ダムの建設予定地を訪れ現地調査し、地元地権者らと意見交換しました。

 調査は2015年以来2回目で、西日本豪雨災害でダムの大量放流により被害が拡大した問題などを受け実施されたもの。日本共産党の山添拓参院議員、立憲民主党から初鹿明博、大河原雅子、松平浩一各衆院議員が参加。共産党の久保田和恵川棚町議も同行しました。

 地元地権者の岩下和雄さん(71)の案内で川棚川の河口から中流域、ダム建設予定地を視察。河口付近では川面から数十センチのところに住宅が立ち並び、水深も浅く大雨が降れば浸水する状況。「県はなぜ整備しないのか」との問いに岩下さんは「わざとやろうとしない。整備をしてしまえばダムは必要なくなるから」と答えました。

 懇談では地元住民から「水没予定地には13世帯約60人が生活している。13世帯を水没させてまで強制収用するような所は全国にない。ぜひ国をただしてほしい」などの声が上がりました。

 山添議員は、ダム放流により氾濫した愛媛県肱川を例に、ダムが洪水を防ぐという考えは間違いだと指摘。「河川整備は放置し、ダム建設だけは何がなんでもすすめる県の姿勢は、民主主義の国では許されない。党派を超えて必ずこれを食い止めていくためにがんばりたい」と語りました。